日本国民、心のふるさとの味『サクマ式ドロップス』ですが、製造元の佐久間製菓が2023年1月に廃業となり、2022年12月にサクマ式ドロップスの製造中止が決まりました。
佐久間製菓がなぜ廃業に至ったか?それに伴いサクマ式ドロップスの転売が横行して、価格高騰になっていますので、現状をまとめてみました。
赤い缶に入った伝統のサクマ式ドロップスで知られる「佐久間製菓」が、来年1月に廃業することになりました。
廃業の理由は…
円安に加えて原材料費やエネルギーの価格まで高騰して、とどめにコロナ!厳しい情勢に太刀打ちできません…
佐久間製菓の横倉信夫社長は…
「辛いです。苦渋の決断ではあるがこのまま進んでしまい、人に迷惑をかけるのは本意ではない」
と廃業を決意されたそうです。断腸の思いだったことでしょう。
2022年11月9日の廃業ニュースを受け、ネットオークションやメルカリなどでは定価を大きく上回る価格で「サクマ式ドロップス」が出品される事態になっています。
定価は75g入りが162円。115g入りが216円ですが、オークションでは一つ1,000円か、それ以上で取引されているものもあります。
10倍か、それ以上になっても欲しい人がいるほどの人気とはいえ…複雑な心境になりますね。
わ~~~5,000円!?
な、なんと!!30,000円って?
『サクマ製菓』は営業継続しますので、緑の缶のサクマドロップスまで転売するのはおかしい話なのですが…
分かりにくいかも知れませんが、今回廃業する『佐久間製菓』と『サクマ製菓』は別会社ですので、お間違いのないように!緑の缶は違います!
ふるさとの味…懐かしい想い出深いサクマ式ドロップスがなくなるのは辛いですが、現実を受け止めないといけませんね。
転売の現実も衝撃でしたが、いつの日か復活するのではないか?と淡い期待を持っています。
『サクマ製菓』さんの経営手腕に期待しています。