【サムライピアニスト】反田恭平さんが2021年10月 ポーランド/ワルシャワで開催の
世界的権威のある第18回ショパン国際コンクールで 見事第2位に入賞されましたね!
日本人として約50年ぶりの快挙で、素晴らしい功績です!
反田恭平さんの活躍で『ショパンコンクール』に興味をもたれた方が増えたのではないでしょうか。
どんな曲を弾いて第2位になったのか?反田恭平さんの演奏姿や、コンクールでの
戦略と勝因は何だったのか?を解説していきます。
ショパンコンクールで演奏されるのは1曲だけではありません。
一次予選、二次予選、三次予選、そして本選があります!
実際には一次予選前に書類審査と予備予選があります。しっかりと吟味されるのですね!
演奏動画で予備予選の様子を御覧ください。
最初の演者は第1位のブルース・リウさん(カナダ) 圧巻の演奏にも注目です。
落ち着いた演奏です。とにかく1次予選では落とされないように!と慎重に演奏されたそう。
スキルをアピール!気迫が伝わります!
一次予選を無事突破して、自分の個性を120%出す演奏を!表情も豊かですね。
英雄!!あ!これは聞いたことあるよと興奮する曲です!力強い!
筆者、朝から聴きたい曲NO1!ナポレオンが目に浮かびます~
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11を選曲した反田さん、どんな思いだったでしょうね。
やっと本選にたどり着けてオーケストラと演奏!最高の気分でしょうね~♪
コンサートホールで、きっと豪華な決勝戦だったでしょう!
戦略その1
2017年から6年かけて曲を選んでいった
反田さん、時間をかけてじっくり曲を吟味していったそうです。
ご自身のコンサートでも弾いてみて、コンクールの時にあがらないようにしていた!?
戦略その2
ショパンコンクールのリサーチをこまめにしていた
コンクール参加の2年前から音楽雑誌などで、コンクールの入賞者と審査員の関係を分析、誰が誰に何点?正の字で表していたのが良かった!
戦略その3
1次予選の結果次第でコンクールの特徴性が見えると予想
この予想を立てることで、2次、3次での具体的な勝負が掛けられると確信。ブレずに実行できた!
戦略その4
審査員の後ろに行き、審査員の気持ちで演奏を聴く。どういう気持?と考える
少しでも面白いアクション、超絶ピアニッシモ、大きいふくよかな音、でアピールすること意識できた!
ショパンコンクール第2位の快挙で、益々多忙になられた反田恭平さん!
連日TVに引っ張りだこですね!
コンクールで弾く曲が想像以上に沢山あって、びっくりしました!
予選の予選の予選と…沢山の難曲を軽々と弾く挑戦者に畏敬の念を覚えます。
反田さんの戦略が今回の快挙に繋がったと思いますが、反田さんが育てたソリストが、
次のショパンコンクールに挑戦してくれるのをいつの日か楽しみにしてます!